占術紹介

西洋占星術(Astrology)

ある特定の瞬間の天体の配置を図に表わしたものをホロスコープといいます。

人がこの世に誕生した時の宇宙の星の運行状況を書き表した「星図」、すなわち宇宙における出生証明書とも言えるようなものです。

 

紀元前400年頃から生まれた占星術は、複雑な星の動きと地上の出来事の間に、目には見えないつながりがあると古代の人達はとらえてきました。

 

そして12サイン(星座)、12ハウス、10天体(小惑星を含むともっと多くなります)

の組み合わせが、それぞれどこの配置にあってどのような角度をとっているかで、色々な解釈が生まれ、実際に起こった出来事と比較して、歴史ある数多くの統計データが生まれました。

 

西洋占星術は、このホロスコープを使って、その中に書き表してある星たちが暗示するさまざまな事柄を推理し未来を予測していきます。

 

人の人生で起こる出来事は、ホロスコープ上にすべて書かれていると言われています。喜びも悲しみも、出会いや別れも、ホロスコープは正確に物語ってくれます。

 

タロットカード

タロットカードとは、中世ヨーロッパから伝わる占いカードで、神秘的な絵が描かれた22枚の大アルカナと、56枚の小アルカナを合わせた78枚から構成されています。

 

小アルカナは、トランプと非常に似ていて、棒、金貨、剣、聖杯の4つのスート(組)、すなわち火、地、風、水、という四大元素から成り立っており、トランプではそれぞれが、棒=クラブ、金貨=ダイヤ、剣=スペード、聖杯=ハートの意味を持ちます。

 

この78枚のカードを使って、その時その瞬間に引いたカードで、人の気持ちや仕事の行く末などを読み取っていきます。

 

人生の分かれ道など深刻なお悩みから、その日の運勢など気軽な事まで占えるテーマは幅広く、また占いたい相手の生年月日がわからなくても、その人の気持ちや今後の展開など占えるのでとても便利です。

 

ルーン占い

ルーンとは、古代の北ヨーロッパにいたゲルマン民族が使っていたとされる文字のことをいいます。24個の文字と何も書かれていないブランクのルーン1個の合計25個で占う方法で、タロットカードと同じように、その時その瞬間に偶然に引いた文字を読み取って占います。

 

タロットカードと違うのは、カードだけでなく、石や木などにルーン文字を刻んで使う方法もあり、小さなポーチなどに入れておけば、場所を選ばず必要な時にすぐに占える便利な占いです。

 

またルーンは、占いだけでなく、食べ物に文字を刻んで食べたり、あるいはこっそり刻んだ食べ物を相手に食べさせたり、お守りとして持ち歩くという使い方もあります。

 

あの人に振り向いてもらえますように…試験に合格しますように…などさまざまな願いを込めてルーンを持ち歩くのもおすすめです。

 

アストロダイス

3種類の12面体のサイコロを転がして、ルーンと同じように占う方法です。

 

読み方は西洋占星術のホロスコープを読むのと同じで、12星座、12ハウス、12天体(ドラゴンヘッドとテールを含む)の組み合わせで、その日の運勢や週運や月運、または選択肢がたくさんあって迷っている時やその時の相手の気持ちなど、場所を選ばずどこでも気軽に占えて、小さくて持ち歩きにも便利で、タロットやルーンと同じく比較的近い未来を占うのに適しています。

 

ちなみに私は毎朝、このアストロダイスとルーンとタロットをセットで占い、その日の運勢を手帳にメモして、夜寝る前に答え合わせをしています。

 

この組み合わせで、的中率は90%くらい、その日に答えが出なくても、数日後に出た答え合わせをすると、ほぼ95%くらいの的中率で当たっています。

 

四柱推命

四柱推命(しちゅうすいめい)は、中国で陰陽五行説を元にして生まれた人の運命を推測する占術法です。

 

生まれた年、月、日、時、この四つの十干と十二支を一つの柱として、それぞれ年柱、月柱、日柱、時柱といい、この組み合わせは全部で60種類あり、それぞれの組み合わせで、その人の生まれ持った性質や傾向、または宿命や運命、運気の流れなどを推察します。

 

しかし出生時間が不明な人が多い為、年、月、日、の三つの柱で観る事が多いのも特徴です。

 

九星気学

九星気学(きゅうせいきがく)とは、生まれた年月日時の一白水星から九紫火星までの九星と、干支、五行を組み合わせた占術法です。生まれた年の九星を本命星、生まれた月の九星を月命星といいます。

 

この本命星と月命星の組み合わせで、それぞれの特徴的なものがよく理解でき、その人の人生の生き方、人生観などに強く現れます。また引っ越しなど移転の方位の吉凶を知るためや、お水取りなどのさまざまな開運法などにとても役立ちます。

 

ダウジング

ダウジングとは、数千年の歴史があると言われており、棒状の杖を持って地下水脈を探したり、道具や使い方もさまざまですが、自分の潜在意識が考えていることを知るテクニックの一つです。

 

失くしたものを探す、自分に合ったダイエット法、自分に合う宝石、恋の行方など、ペンデュラム(振り子)を使って、探していきます。その他、手相、人相、家相など、さまざまな占術法を組み合わせる事で、より的中率が高まり、その人を多角的に観る事ができます。